ナイスケアだより 平成30年8月号ができました!

ナイスケアだより第75号 ~平成30年8月10日発行~

高田馬場地域の健康増進や東京都の市民ランナーナンバーワンを目指し『ナイスケア ランニングクラブ』を立ち上げました。ランニングクリニックの開催や定期練習会などの活動を行っていきます。

職員の中には、高校や大学での駅伝経験者が多数います。中には、箱根駅伝やニューイヤー駅伝を走った職員もいます。経験を生かしたランニングの指導で、将来は近隣の子供達の指導も視野に入れています。社内でもランニングをする人が増え、健康増進や親睦にも役立っており今後の活動が楽しみです。

有限会社ナイスケア 代表取締役 塩 川 隆 史

 

ナイスケア ランニングクラブ Twitter

こちら右差し右差し右差し @nicecarerc

 

~秋の七草~

旧暦の立秋は現在の9月半ばに相当しますが、現代の暦ではご存知の通り、まだまだ酷暑真っ只中の8月。今年は8月7日に迎えました。

いわゆる秋の七草は、花屋の店前や街の植栽等ですでに皆様の目に触れられるものも多いのではないでしょうか。

春の七草が一年の無病息災を願って食物として身体に取り入れるものであるのに対して、秋の七草は野山に咲く花々を目で見て楽しみ、愛でることで季節の移ろいと自然の美しさを味わうものとされています。

七草、七種は万葉集の山上憶良の歌に由来する『萩』、『すすき』、『葛』、『撫子』、『女郎花』、『藤袴』、『桔梗(異説あり)』ですが、いずれも日本の文化やかつての人々の暮らしに縁の深いものばかりです。とはいえ、往時の環境と現代のそれとでは大きく異なるもので、元来繁殖力が高くかつては当たり前のようにあったこの七種も、自生の桔梗や藤袴などはすでに絶滅危惧種に指定される一方で、茅葺きの素材でもあったススキは北米で外来種として繁茂するなど、それぞれの現在を迎えているようです。

当たり前にあるものの価値を見直して慈しむ、そんな秋の始まりもいいですね。

川上 謙典